人間関係

職場のやばい人の特徴&見分ける・避ける方法

  • 職場のやばい人に共通する特徴を把握しておきたい
  • 転職先でやばい人をいち早く見分ける方法を知りたい
  • 今の職場にいるやばい人を避ける方法があれば知りたい

上記のように考えたことはありませんか?

今回は、職場のやばい人の特徴と見分けるためのポイントを解説します。

やばい人を避けて仕事をしやすい環境を手に入れる方法も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

なぜ職場のやばい人を見分ける必要があるのか

そもそも、なぜ職場のやばい人を見分ける目を持つことが重要なのでしょうか?

結論から言うと「自分自身が働きにくくなり、ストレスが溜まるから」です。

職場のやばい人に関わってしまうと、次に挙げる不都合な事態に見舞われる可能性があります。

人間関係は職場環境に直結する

職場のやばい人は、人間関係のトラブルをほぼ確実に引き起こします。

人間関係は働きやすさや職場の居心地の良し悪しに直結するので、無用なトラブルはできるだけ避けたいもの。

日本労働調査組合が実施したアンケート結果によれば、職場の人間関係が「良好」と感じている人はわずか32.1%です。

つまり、7割弱の人は職場の人間関係に何らかの問題を感じていることになります。

職場の人間関係はそれほどデリケートな問題であり、ただでさえ神経を使うポイントです。

人間関係を変に引っかき回す「やばい人」は、できるだけ排除しておきたいと考えるのが自然な心境でしょう。

トラブルに巻き込まれる恐れがある

職場のやばい人はあちこちでトラブルを起こしがち。

たとえ自分に関係のない問題であっても、やばい人が引き起こしたトラブルにいつ巻き込まれるか予測できません。

可能な限りリスクを抑えるためにも、やばい人とはなるべく距離を取っておきたいところです。

やばい人が身近な存在であればあるほど、災難が自分にも降りかかってくるリスクが増します。

トラブルに巻き込まれるリスクを極力抑えるためにも、やばい人を遠ざけておくのが得策でしょう。

自分の立場が悪くなる可能性がある

やばい人と親しい間柄だと周囲から思われてしまうと、職場での自分自身の立場が悪くなってしまうこともあり得ます。

たとえば、やばい人が同僚の悪口を言いふらしていたとしましょう。

やばい人とあなたが親しいと思われている場合、あなたも一緒になって悪口を吹聴しているように感じる人がいるかもしれません。

やばい人のこともあなたのことも、似たもの同士と捉える人が出てくる可能性があるのです。

こうなると、職場に居づらくなり辞めざるを得なくなる場合もあるでしょう。

自分の立場を必要以上に悪くしないためにも、やばい人とは極力関わらないようにしたほうが賢明です。

職場のやばい人の特徴7選

職場のやばい人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

よくある特徴をまとめましたので、職場に当てはまる人がいないか思い返してみてください。

特徴1:噂話が異様に好き

人の噂話に興味を持つことは誰にでもありますが、噂話が異様に好きなら高確率でやばい人と考えたほうがいいでしょう。

噂話が好きでたまらない人は、常に噂話のネタを嗅ぎ回っています。

話題になるような噂話はどこにでも転がっているものではないため、噂好きの人はネタがないと退屈し始めるのです。

ネタを仕入れるために同僚や後輩の粗探しをしたり、プライベートに関することまで詮索し始めたりしかねません。

こうした噂話を不快に感じる人も少なくないため、職場の人間関係が悪化する直接の原因にもなるでしょう。

特徴2:論理的な会話ができない

筋道を立てて論理的に話せないのも、やばい人の特徴です。

相手の主張を理解したり、自分の考えを客観的に分析したりするのが苦手なため、支離滅裂なことを言い出す可能性があります。

たとえば、会議で意見が対立した際に中立な視点を持つことができず、相手を言い負かすことに終始してしまうのです。

場合によっては、会議の趣旨さえも忘れてしまい「言い方が気に食わない」「謝罪してほしい」などと言い出したりします。

論理性に欠ける人は感情的になりやすい傾向があることから、「好きか嫌いか」といった主観的な判断を下しかねません。

場にそぐわない極端な主張をしていても本人は気づかないため、なおさら始末が悪いのです。

特徴3:感情の起伏が激しい

感情をコントロールできないタイプの人も要注意です。

突然怒り出したり、一度苦手と決め込んだ相手には冷たい態度を取り続けたりする傾向があります。

職場の上司や同僚は、こういったタイプの人の気を鎮めるために働いているのではありません。

周囲からエネルギーと時間を奪い、職場を疲弊させていくタイプの人と言えるでしょう。

機嫌を損ねると面倒なことになるため、上司や先輩もこの手の人には強く注意できない可能性があります。

特徴4:人に厳しく自分に甘い

人に対してやけに厳しいにも関わらず、自分自身に甘いタイプはほぼ間違いなく「やばい人」と考えていいでしょう。

自己愛が強く、他人に対して冷淡なため、自分にとって都合の悪いことがあると平気で他人を攻撃します。

実務能力が高い人物の場合は非常にやっかいで、あたかも正論のように聞こえる材料を見つけては部下や後輩を攻撃するのです。

実際には本人自身もできていないことだったとしても、自分のことは棚に上げて平気で人を非難する傾向があります。

相手が反論できないよう入念に理論武装しているケースも多いことから、始末が悪いパターンと言えるでしょう。

特徴5:口が悪すぎる

あまりにも口が悪いのも、やばい人に共通する特徴です。

発する言葉にはその人の本性が見え隠れしています。

強い言葉や汚い言葉を平気で使う人は、内面が荒んでいる確率が非常に高いでしょう。

口が悪い人の特徴が際立つのは、本人がストレスを感じている時です。

気に入らないことがあった時、その人がどんな言葉を使っているか観察してみてください。

使っている言葉によって、やばい人かどうかが見分けやすくなるでしょう。

特徴6:話題が陰口ばかり

事あるごとに同僚や上司の陰口ばかり言っている人も、ほぼ間違いなくやばい人と考えてください。

陰口が多い人は、日頃から他人の悪い面だけが目についています

良い面を見つけようという発想がないため、結果的に悪口ばかりになってしまうのです。

こうした傾向は、もともとの性格や気質による部分が大きいと考えられます。

今後も改善する可能性は低いため、やばい人と考えて距離を置くことを優先したほうがいいでしょう。

特徴7:自己保身が最優先

常に自己保身ばかり考えているタイプも、高確率でやばい人と考えられます。

社内の力関係や人間模様に詳しいケースが多く、どう立ち回れば自分が責任を負わなくて済むか熟知しているのです。

この手の人に関わると、本来負うべき以上の責任を負わされるリスクが高まります。

自己保身を最優先する人は、どんな手を使ってでも責任を逃れようとするからです。

時には自分が責任を逃れるために人を陥れたり、同僚や後輩を犠牲にして自分だけ難を逃れたりする可能性があります。

自己保身を最優先するタイプの人とは、そもそも関わらないようにするのがベストなのです。

職場のやばい人を避ける方法

現在の職場にやばい人がいる場合、どうすれば関わりを減せるのでしょうか。

残念ながら、同じ職場で働いている以上「一切関わらない」のは現実的ではありません。

そこで、可能な限り関わりを減らしていくための工夫について紹介します。

必要以上に会話を交わさない

やばい人を避ける最も現実的な方法は、必要以上に会話を交わさないことです。

自分から話しかけないようにするだけでなく、相手から話しかけられた際にも必要最小限のやり取りに留めます。

Yes/Noで返答するだけ・「分かりました」「違います」とだけ答えるといった事務的な会話に徹しましょう。

話し相手になってくれると思われると親近感を抱かせてしまう恐れがあるため、ドライな対応に終始するのが基本です。

できるだけ接点を減らして距離を置く

やばい人との接点を意図的に減らしていくのも重要なポイントです。

相手が近くにいると気づいたらさりげなく席を外したり、忙しいふりをしたりするといった方法が有効でしょう。

そもそもコミュニケーションを取る機会を減らしていくことで、人との関係性は徐々に疎遠になっていくものです。

可能な限り接点を減らし、関わりをなくしていくことを心がけてください。

自分の仕事に集中する

やばい人に振り回されそうな時は、まず自分自身の担当業務に集中しましょう。

本来、職場は仕事をするための場所です。

自分の仕事に集中することでやるべきことが明確になり、やばい人を相手にしていられなくなるでしょう。

やばい人自身も、常に忙しそうにしている相手とは関わりにくいはずです。

担当業務で着実に成果を挙げていけば、社内での評価も高まっていく可能性があります。

やばい人は放っておいても勝手に評価を下げていくため、いっそうあなたとの評価に差がついていくのです。

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まとめ

どの職場にも、1人や2人はやばい人がいます。

こうした人をいち早く見抜き、できるだけ接点を減らしていくことで、無用なトラブルに巻き込まれるリスクを軽減できるでしょう。

今回解説してきたポイントを参考に、職場のやばい人を的確に見分けてください。

やばい人と関わりを減らすことで、働きやすい職場環境を自分の手で築いていけるはずです。

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